【大和市知っ得制度】実は無償で家具転倒防止できます。高齢者/障害をお持ちの方のみの世帯で

家具転倒防止器具取り付け支援事業とは!?

題名そのままですが、家具転倒防止器具を市が無償で行ってくれる事業です。阪神大震災のときには、家具の下敷きによる圧迫市が全体の9割を占めたというデータがあり、家具転倒防止器具をつけておくことは地震災害対策として非常に大切といえます。

大和市では特にこうした器具の設置が難しい、高齢者のみの世帯やお身体に障害をお持ちの方のみの世帯で無償での器具取付を行っています。

この事業は無償で実施してもらえますが、実は器具や補助材は大和市が負担、設置作業は「大和市耐震化促進協議会」の会員で当事業に登録している市内の工務店がボランティアで実施しています。

高齢者や障害をお持ちの方や遠方にいる家族にとって、このようなボランティアはありがたいですね。

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要件や申し込み方法をもっと詳しく

<対象者>
————抜粋————-
市内在住で、器具などを自力で取り付けることが困難な世帯であって、下記のいずれかに該当する世帯
1.65歳以上の者(以下、高齢者という。)のみの世帯
2.身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者(以下、身体障がい者等という。)のみの世帯
3.高齢者および身体障がい者等のみの世帯
4.その他、市長が特に必要と認める世帯
—————————-

大和市は2018年4月に「70代を高齢者と呼ばない都市宣言」をしていましたが、65才以上で大丈夫です。ただ、”自力で取り付けることが困難な”という要件や審査があるので、申し込みがすべて通るわけではないでしょう。

https://kanagawa-kenoh.info/70hakoureisyajanai/

<支援内容>
1戸あたり最大2か所、申請は1回限りです。
転倒防止器具や補助材は市が支給し、登録事業者が取付を行います。

<申し込み方法>
市役所建築指導課(市役所4階)又は大和商工会議所(神奈川県大和市中央5-1-4)で申請書を提出します。
申請書は下記のリンク先でもダウンロードできます。
http://www.city.yamato.lg.jp/web/k-shido/kagukiguset.html

申請が承認されたら通知があり、設置日時の調整となります。

ご自宅でも対策を

阪神大震災以降、家具転倒防止は一般的になり、筆者の自宅や実家でも対策はしていましたが、時間が経つと設置状況など注意をしなくなってしいまいなます。この記事を書いていて、ちょっと確認しなければ、と思いました。