大和市の騒音について、参考にした3つの方法

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滑走路の中心、家、エリアの端を直線で結び、家がどちらに近いか
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大和市の騒音ってどのくらい?

さて、大和市と綾瀬市には厚木航空基地(厚木基地)があります。
大和市に住むことを検討する方は、騒音がどの程度か気になるのではないでしょうか。

私は大和駅が最寄駅の場所に住んでいます。
基地からは直線距離で1.5km程度ですが、輸送機はほとんど気にならず、戦闘機だと会話が中断します。年に2~3回くらい、ひっきりなしに戦闘機が飛ぶときを除いては、個人的にそれほど日常で意識することはありません。(岩国への米軍機の移転が行われれば、さらに少なくなるかもしれません)

ただ、これには住居の造りや場所によるところが大きいので一概には言えません。また同じ音でも気になる方とそうでない方がいます。そこで私が移住する際に、参考としたデータと方法をご紹介します。

1.神奈川県設置の騒音計のデータを見る

まず、音の大きさをあらわすdb(デシベル)について知る必要があります。
こちらのサイト(http://www.skklab.com/standard_value)が参考になります。

大体70db(セミの鳴き声)で不快感を感じ、80db(電車の車内)からは耐えがたいレベルとなるようです。私の家では体感的に、戦闘機が飛ぶ場合で80db~90dbくらいではないでしょうか。

ここで神奈川県が設置している騒音計をのデータをみてみます。
(航空機騒音に関するデータ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f417497/

近隣の市11か所、大和市でも2か所に騒音計が設置されています。この設置場所にお住まいを検討している地域があれば、実際に近いデータを得ることができます。また、それ以外の方も騒音の頻度を推し量るための参考になります。

<騒音の集計表(2017年7月末現在>

最も多い大和市の上草柳では一日平均63回、80db以上は75%(=46回程度)騒音が発生しています。80db以上が46回、つまり1時間に3~4回、不快な音が発生することになります。日常生活で不満に感じることも多いのではないでしょうか。(※後述しますが、防音工事の補助がでる場合があります)

ただ、表を見ても分かりますが、場所によって音の大きさが大きく異なります。事実、基地から1.5kmに住む私はそれほど気にせずに生活ができています。




2.NHKの受信料補助の対象エリアを参考にする

あまり知られていませんが、全国の航空基地の近くでは、防衛省から補助があります。
このNHK受信料補助の支給対象エリアからある程度騒音の地域が想定できます。

<NHK受信料補助の対象エリア>
http://www.mod.go.jp/j/approach/chouwa/jushinryo_hojo/pdf/07.pdf

少々見づらいですが、北は中央林間駅付近、南は湘南台駅(いすず自動車)付近、東は境川、西は大和市域から2ブロックほど入った付近となっています。

滑走路の中心、家、エリアの端を直線で結び、家がどちらに近いか

■受信補助エリア図から分かること その1

「エリア内はある程度の騒音は覚悟するべき」

大和市はほとんど入ってしまっていますが、受信料補助がでることから、視聴を妨げるような音がそれなりに鳴るものと考えた方が良いでしょう。

■受信補助エリア図から分かること その2

「基地から同じ距離でも南北方向の方が騒音が大きい」

上記の地図では分かりにくいですが、まず対象エリアが「縦長」になっています。
これは滑走路が南北に走っているため、南北方向の方に長く、騒音の対象地域があることを示しています。単に基地からの距離だけでは測れない部分があるということです。

■受信補助エリア図から分かること その3

「エリア端を同じ騒音だと想定すると、騒音の大きさを推測できる」
あくまで”仮定”ですが、このエリアの端が同じ騒音だと考えてみます。
下記の図のように、お住まいを検討予定の地域を通るように滑走路の中心からエリアの端に線を引いて、
エリア端に近いのか、滑走路に近いのかによって騒音の大きさがわかります。

ちなみに私は、滑走路中心からエリア端まで80%程度向かった位置に住んでいます。こう考えるとエリア端に近いですので、我慢できないほど騒音が大きくないことも頷けます。

3.南関東防衛局設置の騒音計のデータを参考にする

南関東防衛局では、神奈川県よりも細かい観測地点で騒音を計測しています。

<観測地点(23箇所)>

<騒音レベル(毎月公開)>
http://www.mod.go.jp/rdb/s-kanto/20_Second_level/03_bout/03_peripheral/jyutakubouon/jyuutakubouonn-sokutei.html

ここでは、db(デシベル)ではなく、WECPNL値とLden値という数値が用いられています。
例えば、昼よりも夜間の方が、また継続時間が短いより長いほうが、同じ音でもよりうるさく感じられます。WECPNL値やLden値はそういった環境による”うるささ”の違いを補正しています。元々はWECPNL値を利用することが多かったのですが、近年は国際的によく用いられるLden値が採用されたりもするようです。

大体、WECPNL値で70以下、Lden値で57db以下が環境基準となっている場合が多いです。
ただ、これらは様々な環境を加味した”うるささ”の指標であるため、私たちがどれくらい、と実感できるようなものではありません。
数値と場所の差から、騒音の大きさを推測するしかありません。

米艦載機の岩国移駐で大和市の騒音は変わったか

2018年3月末に米艦載機の岩国移駐が完了しました。それ以降にどのように騒音が変化しているかを記事にしています。

【最新版/データで見る騒音】米艦載機の岩国移駐で大和市の騒音は変わったか
2018年5月末2018年6月末2018年7月末2019年3月末(1年後の比較)【厚木基地騒音】岩国移駐後%ef%bc%91年経ったのでデー/

2019年3月末(1年後の比較)はこちら↓

https://kanagawa-kenoh.info/【厚木基地騒音】岩国移駐後%ef%bc%91年経ったのでデー/

参考:防音工事の助成

住宅が建築された時期や地域によっては防音工事の助成金をうけられる場合があります。

詳しくは下記のリンクを参考にしてください。
相談窓口は南関東防衛局ですが、分かりにくい場合は指定の防音工事業者に確認した方がスムーズかもしれません。

南関東防衛局
大和市
株式会社トラストホーム(対象エリアについてページがあります)




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