座間の水源で有害物質 大和市はどこで取水しているか知ってる?

地元の地下水を主体に水道事業を実施している座間市の水源1カ所で、国の暫定目標値を超える有害な有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出され、昨年11月から取水を一部停止している

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-892611.html

大和市のお隣、座間市で有機フッ素化合物「PFOS」「PFOA」が検出され、取水を停止、再開の目途が立たなくなっています。

この物質は泡消火器などに含まれる成分で、確か2020年くらいに沖縄の普天間基地で高濃度で検出され、その後、環境省が調査を指示、厚木基地の近い引地川でも基準値超えで検出されています。当ブログ記事⇒https://kanagawa-kenoh.info/pfos/

今回は座間市の水道事業で使われている地下水で検出されたわけですが、大和市はどこで取水しているのでしょうか。

大和市は相模川と酒匂川から

神奈川県は市町村によって、独自で水道事業をしているところと、神奈川県の地方公共団体が運営する水道事業を利用しているところがあります。

座間市は前者で地下水を取水しているのに対し、大和市は後者で相模川と酒匂川から堰と呼ばれるダムで取水をして、浄水場を経て、各所に届けられる形になっています。

出典:https://www.pref.kanagawa.jp/documents/29952/877881.pdf

そのため、結構水道料金も違ってきたりするんですよね。神奈川県は全体に安いけど、独自で運営している自治体の方が安い場合も多いです。(⇒参考:大和市の水道料金って安いの?

大和市の南部や保土ヶ谷区などで酒匂川と混合になっているのは、なぜでしょうね。今度分かったら別途記事にしようかと思います。